スーパーやコンビニなどで見かけることが多くなったカット冷凍野菜や乾燥野菜ですが、中には食卓に並べるのに抵抗がある人もいるのではないのでしょうか。
また、1日における望ましい野菜摂取量は350gとされていますが、なかなかその量を食べることができていないのが現状です。
今回はカット冷凍野菜や乾燥野菜の魅力を皆さんに紹介します。これをきっかけに野菜摂取量の増加に取り組みましょう。
カット冷凍野菜を使うメリットは?
栄養価が高い
冷凍野菜は主にそれぞれ旬の時期に収穫されています。野菜は旬の時期が一番栄養価が高いです。例えば冬が旬のほうれん草は、夏に生のものを買うよりも冷凍のものの方が栄養価が高いです。
長期保存が可能
新鮮な状態で急速冷凍するので、生野菜のように数日で腐敗してしまう心配は少ないです。その為、スーパーの特売日などにまとめ買いすることも可能です。
調理の負担が減る
冷凍野菜の中には自然解凍するだけで食べられるものがあります。
また、あらかじめカットされているので、加熱調理する際にも冷凍の状態からそのまま必要量を鍋やフライパンなどの調理器具に加えるだけです。
皮むきなどの下処理の必要もないので、家庭から出るゴミの量も減ります。
カット冷凍野菜を使った簡単レシピをご紹介
カット冷凍野菜を使った簡単・早い・美味しいレシピをご紹介します。時間がないけど、あと1品欲しいと悩んだら是非作ってみてください。
オクラの胡麻和え
オクラにはムチンが、ごまにはビタミンE、セサミンが含まれています。
材料
- オクラ80g
- 濃い口醤油6g
- 砂糖2g
- ごま2g
作り方
- オクラは事前に解凍しておきます。(ざるにオクラを入れ、流水をかけるだけで数分で解凍できます)
- 調味料と水気を切った①のオクラを混ぜ合わせます。
- 皿に盛ります。
乾燥野菜を使うメリットは?
凝縮された旨味
乾燥野菜は生の野菜と比べて味が凝縮され、旨味や甘味が増して美味しくなります。
栄養価が高くなる栄養素も存在する
栄養素によっては日光に当て乾燥させることで増えるものもあります。
以前に紹介しました“日光に当たることでも作られるビタミンDとは?”にもありますように、椎茸は日光に当て乾燥させることでビタミンD量が増えます。
長期保存が可能
冷凍野菜と同様に乾燥野菜も生の野菜と比べると長期保存が可能です。
文責:管理栄養士 向(髙木)