リハビリテーション部

社会復帰を含めた人間の尊厳の回復のために

リハビリテーションとは、Re(もう一度)habilis(適する・快適に住まう)というラテン語が語源です。つまり、骨折などにより障害をもった患者様が日常生活において、不自由なく生活していただけるように、社会復帰を含めた人間の尊厳の回復が目的であるとされています。

私たち城内病院リハビリテーション部は、日常生活を送られている患者様が骨折・変形性関節症などにより入院された時に、身体機能面だけでなく不安や悩みなどの精神機能面など多方面からケアをさせていただきます。

城内病院リハビリテーション部は、理学療法士25名 作業療法士4名 言語聴覚士1名(2018年5月現在)のスタッフで、主に外傷性骨折・変形性関節症などに対する手術後のリハビリテーションを中心に行っています。

リハビリテーション部施設 リハビリテーション部スタッフ リハビリテーション部仕事風景

リハビリテーション部の理念

私たちはという言葉を大事にしています

  • 患者様の個々にあった機能訓練や職業訓練を行うことで社会復帰(起)してもらえるように!
  • 患者様の一度失われた能力を構築できるように!
  • 患者様の社会復帰に向けた出発を支援します!
  • 患者様の身体の生能力を最大限発揮できるようサポートします!

早期リハビリテーションの必要性

機能回復向上のカギは早期リハビリ

早期にリハビリすることで機能回復向上に大きく影響を及ぼすとされているためです。
術前や術後早期からリハビリを開始し、疾病に対する治療のみではなく、二次障害や合併症をおこさないように、治療スタッフと連携して日常生活動作の早期回復を進めていきます。

入院後もしくは手術前後早期に、病気や身体状態・治療の進行状況に合わせて病室でのリハビリ(ベッドサイドリハ)を始め、少しずつ運動量を増やし、状態が落ち着いてきた時にリハビリ室での運動を行います。 そして、治療スタッフと連携して患者様の退院をスムーズに進めるために、週に一度、医者・看護師・リハビリスタッフにて患者様の状態について話し合い(カンファレンス)を行います。

退院後は隣接している保利クリニックでの外来通院も可能なため、城内病院と保利クリニックのリハビリスタッフとの情報交換を密にして、患者様の退院に対しての不安の解消に尽力いたします。

退院前の自宅復帰準備の重要性

生活に支障をきたさないようなサポートをすることが大切

退院前、自宅復帰する際の不安や悩みなどを少なくするために、患者様に試験外泊・外出を行っていただきます。試験外泊・外出は、家庭生活での自立、生活上の問題を患者様自身や御家族の方に把握していただくためのもので、自宅復帰する前の準備となります。試験外泊・外出を行った結果、必要であれば介護保険サービスを利用して、トイレ・風呂・台所・テレビ・電話・階段などを、より使いやすくする家屋改修や介助用具などの整備をアドバイスします。

私たちリハビリスタッフは、患者様が退院されたのち、自宅での生活に支障をきたさないように、自宅復帰準備をサポートすることが大切であると考えています。

入院から退院までの流れ

入院から退院までの流れ、フローチャート図
  1. 入院
    医師が治療方針を決定するために必要な診察・検査を実施します。リハビリスタッフと看護師は医師と連携してリハビリテーションを進めていきます。
  2. 診察・検査・
    リハビリテーション処方
    医師は、治療方針と共に、予後を予測し、目標を立てます。その目標に到達できる様、情報取集しながらリハビリのプログラムを組みます
  3. リハビリーション実施
    医師の指示のもと、患者様の身体状態や回復状況に応じて運動療法(関節可動域訓練・筋力訓練・歩行訓練など)、物理療法(温熱療法・寒冷療法・電気療法・牽引療法など)を行います。
  4. 患者様とご家族への説明
    リハビリテーションの進行状況・方針・予後予測などの具体的なことについては入院後、リハビリテーション総合実施計画書を作成し、説明いたします。
  5. 外泊訓練
    リハビリテーションを行い、身体状態が向上し回復の見通しがついてくると外泊などを通して、家屋環境の評価を行いながら必要な動作・家屋改修の必要性などの検討・指導を行います。
  6. 退院
    退院が間近になると、看護師やリハビリテーションスタッフが在宅での生活において不自由さがないように必要な動作や家でできるホームエクササイズを指導します。また、通院においての治療・訓練の方針・社会復帰の流れについて説明します。

自分らしく暮らしたいという想いを大切に!

突然の事故・怪我などにより今までと違う生活スタイルになることで、患者様の不安などの精神的なダメージは多大なるものと思います。そんな時、我々スタッフにお気軽に言葉をかけてください。一緒に考えて取り組んでいくことも一つの解決の選択肢だと思います。

患者様との出会いを大切にし、患者様の人生に良い影響を与えられるように。そして、病気・障害があっても住み慣れた街・地域で、自分らしく暮らしたいという患者様ひとりひとりの想いを大切にして日々頑張っていきます。