そうめんなどの麺類は、暑い夏にはエネルギー補給として消化が良く、ツルっと食べやすいですよね。 しかし、そうめんを茹でて、水で洗うと炭水化物以外の栄養成分は、かなり流出してしまいます。 そして、栄養バランスの偏りにより、夏バテの原因にもなってしまいます。
そんな時こそ、簡単に栄養補給できるのが薬味です!それぞれに違った効能があります。今回は、城内病院おすすめの薬味と調理方法をご紹介します。
- しそ
- この栄養価で食べないのは損と言うほど、栄養が豊富です。ビタミン・ミネラル類が多くカルシウム量は野菜の中でも1番です。食中毒予防、発汗作用、老化防止、がん予防などの効果があります。特に葉を細かく刻むと効果も上がります。
- 生姜
- 生姜に含まれる成分は、代謝を促し、抗酸化作用、食欲増進、血行促進、発汗作用、血中のコレステロール減少、抗菌作用などの効果があります。特におろして使うと効果が上がります。
- みょうが
- さわやかな独特の香りの成分はα-ピネンです。食欲増進、消化促進、発汗作用、血行促進、熱冷ましの効果があります。
- ねぎ
- ねぎに含まれる成分の硫化アリルは、スタミナ増強や血行促進などがあります。その他にも胃腸機能高める、動脈硬化予防、風邪、がん予防などの効果があります。また、水にさらすと効果がさがってしまうので、注意しましょう。
ツルっと食べられるそうめん。ついつい食べ過ぎてはいませんか?
薬味や野菜などでボリュームアップし、バランスよく栄養を摂り、夏バテ予防しましょう。
そうめん一束(50g)
約170kcal
おにぎり1個
城内病院 冷やしそうめん
材料 2人分
- ささみ 40g
- きゅうり 1/3本
- トマト 1/2玉
- みょうが 1/2本
- しその葉 2枚
- 煮干だし 360ml
- うすくちしょうゆ 20ml
- こいくちしょうゆ 10ml
- みりん 10ml
作り方
- 調味量を合わせ軽く沸騰させて、冷蔵庫などで冷やしておきます。
- きゅうり、みょうが、しその葉は千切りにし、トマトはくし型に切ります。ささみは湯通しして裂いておきます。
- 湯がいたそうめんの上にトッピングしてつゆをかけたら完成です。
城内病院でも夏の時期には患者様に提供している1品です。暑い夏にはピッタリです。ぜひ試してみて下さい!!
参考文献:野菜の便利帳 (文責:岡部佳緒里)