11月9日、「ノロウイルスについて」の勉強会が開催されました。

これからの季節はノロウイルス感染症の感染リスクが高まる時期です。勉強会では動画や資料を用いて、院内で発生した場合の対処法や予防策について再確認しました。

またブラックライトを用いた手指衛生の体験を行いました。日頃の手洗いをした後に、ブラックライトでチェックすると、指間・爪の周囲などに汚れが残っており、それを落とすつもりで再度洗っても指紋や皴の間に少し汚れが残っていました。

意識をして洗っても汚れは全て落ちるわけではありませんが、手の隅々まで洗うという意識を持ち、実践することで感染症の原因となる菌を減らすことはできます。
今回の勉強会を通して、日頃の手指衛生について振り返り、意識することが大事だと改めて思いました。

昨今、ノロウイルスだけでなくインフルエンザやコロナウイルスなどの様々な感染症の流行リスクがあります。日頃から行っている手指消毒や環境清掃などの標準予防策を大切にしていきたいと思います。

私たちの身の回りのどこに病気が潜んでいるか分かりません。しかし手洗い・うがいなどをしっかり丁寧に行うことで、感染症にかかるリスクを減らすことはできます。
自分自身や大切な人を守るためにも、この機会に手洗い・うがいなど日頃行われている感染対策の行動を振り返ってはいかがでしょうか。

「ノロウイルスについて」の勉強会でのブラックライトでのチェック

「ノロウイルスについて」の勉強会で手の隅々まで洗う様子