3月2日5階会議室において、臨床検査技師による「インフルエンザ及びMRSA検体採取について」の勉強会が開催されました。
MRSAとは、メチシリン耐性黄色ブドウ球菌(Methicillin-resistant Staphylococcus aureus)の頭文字を取ったものです。
黄色ブドウ球菌は非常にありふれた菌ですが、その中で抗生物質に対する耐性を持った菌のことをMRSAと言います。
インフルエンザやMRSAの検体採取は、検査・診断・治療につなげるために行われるもので、看護師も検体採取を行ないます。
勉強会の内容は、主に以下のことを臨床検査技師に講習していただきました。
- 患者様に鼻をブタ鼻にしていただいて、顔に直角に下鼻甲介に沿って綿球を挿入すると検体を採取しやすい。
- 目を閉じると顔に余計な力が入るので、開眼させて力を抜いてもらうと患者様に痛みを与えない。
勉強会を通じて、実際に検査棒をどこまで挿入するのか再確認できました。 実際に採取方法の実技もあり、みんな真剣に取り組みました。