もの忘れ外来

認知症の的確な診断で早期発見と適切な治療により症状の改善につとめます

認知症で薬を使った時の進行速度の違いのグラフ
早期の治療が進行を遅らせます

城内病院では、患者様の詳細な症状を聞き取り、各種テストや頭部MRI(磁気共鳴画像診断装置)などをおこない、もの忘れをはじめとする認知症の原因発見とそれに応じた症状の改善に努めています。

放っておくと認知症は進行してゆく病気のため、生活に様々な障害があらわれるようになります

認知機能は放っておくとどんどん低下していきます。お薬による治療で認知機能の低下を防ぐことは、認知症を悪化させないために重要です。

認知症とは

脳に器質的、機能的変化が生じて、記憶や判断力が低下し、日常生活に支障をきたすようになった状態を言います。特に80歳~85歳の7人に1人に、85歳以上は4人に1人がなんらかの認知症であるとされており、超高齢化社会の現在、けっしてまれな病気ではありません。

「もの忘れ外来」で認知症と診断を受けた患者様の約60%は、アルツハイマー型認知症です。

アルツハイマー型認知症とは

脳の器質的変化や萎縮などにより記憶力や判断力が低下し、軽症の時期より、人格に変化が現れてきます。その根本治療や原因はわかっていませんが、老人斑とよばれる脳のアミロイドβ蛋白の沈着、神経細胞の脱落や変化などが考えられています。

アルツハイマー型認知症の初期症状

  • 同じことを何度も言ったり聞いたりする
  • 置き忘れやしまい忘れが目立ってきた
  • 被害妄想が激しくなった
  • 物の名前がでてこない
  • お金や薬の管理ができなくなった
  • 道をまちがえるようになった
  • ぼーっとすることが多くなり関心や興味がなくなった
  • さっきしたことや見たことを忘れるようになった

上記のような症状は、一般の健常な高齢者にも多いのですが、実はアルツハイマー病をはじめとする認知症の症状の可能性もあります。認知症は早期発見にて進行を遅らせることも可能ですので、気になられましたらご気軽にご相談ください。

もの忘れ外来診療担当医表

外来日  月   火   水   木   金   土 
8:30

12:00
松永 松永 松永 休診 松永 松永
14:00

17:30
松永 松永 松永 休診 休診 休診

もの忘れ外来担当医

病院長 松永萬成(まつながもろなり)

略歴

  • 福岡大学医学部卒
  • 佐賀大学内科入局(循環器科)
  • 佐賀医科大学大学院修了
  • 国立療養所武雄病院内科医長
  • 城内病院 内科

専門

  • 一般内科
  • 循環器内科
  • 東洋医学など

資格