9月6日に城内病院内で月例勉強会が開催されました。
この日は、当院における教育委員会主催の「言語聴覚士(ST)の業務について」と感染対策委員会主催の「医療施設における環境整備」の講義が行われました。

まず、言語聴覚士とは言語や聴覚、音声、認知、発達、摂食・嚥下に関わる障害に対して、その発現メカニズムを明らかにし、検査と評価を実施し、必要に応じて訓練や指導、支援などを行う専門職です。
今回は当院の言語聴覚士が具体的に検査や評価の内容やその目的、事例を通しての訓練や指導・支援の業務内容等が紹介されました。

また、「医療施設における環境整備」ではサラヤ㈱様より講義があり、適切な消毒剤や清掃方法などが紹介されました。
普段から感染予防等のため清掃・整理整頓などの業務を行っていますが、「拭き掃除をするときには『S』の字を描くように拭く上から下へ、奥から手前に拭く」「適切な消毒剤を選択する」などが紹介されました。

感染防止の意味からも漠然と掃除をするのではなく、きちんと目的意識をもって掃除や環境整備を行うことで、より有効な感染対策を実施できることを学ぶことが出来ました。

「言語聴覚士の業務について」「医療施設における環境整備」の勉強会の様子1 「言語聴覚士の業務について」「医療施設における環境整備」の勉強会のスライド