理事長ご挨拶

当医療法人の沿革は、延享年間の保利春益の創業にはじまり、今日に至るまで約270年間、この唐津の地にて医業を継承しています。唐津藩には2代に渡り藩医、および医学校橘葉館の守護職を拝命しております。
その歴史故、地域との密着は強く、日常診療において「三代に渡って診て頂いております」と患者様に仰って頂くこともあります。
このような背景で地域の健康を担う責任の重さを十分に感得しながら医療活動を行っております。

古来より仁を基本として医療資源の貧しかった日本の医療も、近年医療の環境や質は著しく改善している感があります。しかし日本古来の医療の精神である「医は仁術なり」も決して忘れてはならない言葉だと思います。
当医療法人は「医は仁術なり」を忘れずに良質な医療を提供することで、患者様に満足して頂けるように日頃から努力しております。
また、各職員の特性、知識、技術が向上することは、日常医療・介護活動に資するものと考え、職員が活躍できる環境を整備することにも力を注いでおります。

当医療法人は、整形外科、内科、循環器内科、麻酔科、リハビリテーション科を備えた「城内病院」、整形外科を主体に診療する「保利クリニック」、介護老人保健施設「城内荘」よりなり、各施設間で連携し医療・介護活動を行っております。

これからも最良の医療を提供し患者様に満足して頂けますよう、職員一同たゆまず努力してゆく所存であります。今後とも医療法人賛健会城内病院をよろしくお願い申し上げます。

賛健会 理事長 保利俊雄