ホワイトテープは、綿布を使用した、関節固定用の非伸縮テープです。
関節を固定することで、ケガの予防、再発防止、応急処置などに使用します。

今回紹介するかかと・足首のホワイトテーピングは、足のかかとや足首に痛みや圧力がかかるのを軽減するためのテーピング技術です。

かかと・足首のテーピングの目的

  • 圧迫:かかとの部分に圧力をかけ、血流の改善や痛みを軽減する。
  • サポート:関節や筋肉に過度な動きや負担がかからないようにサポートする。
  • 安定性向上:アキレス腱や足底筋膜が安定し、回復を助けるために補助的な役割を果たす。

かかと・足首のホワイトテーピングの種類を紹介します

アンカー(スポーツテーピングのベース)
内側から1周回して巻きます。2本目以降はおんなじ強さで1/3ぐらい重なるように巻きます。

肩関節脱臼の検査、受傷1~3週の様子

スターアップ(足首が内側に捻ることがないように予防する)
アンカーの内側から踵の下を通って外側に巻きます。2本目、3本目も同様に巻いていき1本目と交差するように巻いて下さい。

肩関節脱臼の検査、受傷1~3週の様子

ホースシュウ(スターアップの補強とアキレス腱の保護)
内側のくるぶしから外側のくるぶしまで覆うように巻きます。1/2ずつずらしながら2本目、3本目を巻いていきます。

肩関節脱臼の検査、受傷1~3週の様子

サーキュラー(スターアップの固定)
足首を一周させ、足首に密着するように、一本ずつ切ってアンカーの位置まで巻きます。

肩関節脱臼の検査、受傷1~3週の様子

フィギュアエイト(足首の関節を固定)
外側から足首の前を通して、足の裏を通り、外側に持っていって足首の前で交差します。そのあと、後ろを通しスタート位置に戻してとめます。

肩関節脱臼の検査、受傷1~3週の様子

ヒールロック(左右のブレを防止する)
内側のくるぶしから、外側の踵をつつむように巻いて足首の前を通し、踵の方に向かって内側の踵を覆うように巻き、足首の後ろを通り、前でとめる。

肩関節脱臼の検査、受傷1~3週の様子

アンダーラップ(皮膚の保護を目的としたテープ)
足首の上から捻じれやシワ、隙間がないように巻きます。

肩関節脱臼の検査、受傷1~3週の様子

(内反)捻挫の基本的な巻き方を順に紹介します

捻挫の基本的な巻き方1
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捻挫の基本的な巻き方2
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捻挫の基本的な巻き方3
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捻挫の基本的な巻き方4
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捻挫の基本的な巻き方5
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捻挫の基本的な巻き方6
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捻挫の基本的な巻き方7
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